昨年の10月に山形県の月山に登ったので、登山レポを書いていきます。
月山とは?
月山は出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)の主峰となる信仰の山。
「羽黒山=現在」「月山=過去」「湯殿山=未来」と、この三山をめぐることで死と再生を辿ると言われています。
月山の登山コース
月山の登山コースはたくさんあります。
今回は、初級コースに位置づけられている「羽黒山コース」(下記の黄色のコース)から登りました。
リフトを使って中腹まで登れる「志津(リフト)口コース」も初級者向けのコースで景色も楽しめておすすめです。
登山口までのアクセス
羽黒山コースの登山口は「月山八合目駐車場」「月山レストハウス」になります。
マイカーでのアクセス、または路線バスで鶴岡駅から月山八合目行きに乗って約120分です。
月山八合目駐車場
駐車場は約150台止められます(無料)
月山の八合目ということもあり、標高は約1400mで眺望も抜群。
駐車場からは鳥海山、日本海、庄内平野が一望できる絶景スポットになっていて、
登山客だけでなく観光客もたくさん訪れていました。
私たちは土曜の朝8時頃に到着。
約7~8割ほど駐車場が埋まっていましたが、すんなり駐車することができました。
庄内平野と日本海
羽黒山コースのコースタイム
「羽黒山コース」は、山頂まで片道約3時間。
実際にかかったタイムは、登り:2時間20分、下り:約2時間でした。
全体的に整備されていて歩きやすく、危険個所もありませんでしたので、初心者にもおすすめです。
登山レポート
登山口~九合目
登山口から庄内平野と日本海の絶景を背にしながらのスタートです。
この日は天気がめちゃくちゃ良かったです。
登山口からしばらくは、弥陀ヶ原と呼ばれる湿原を歩きます。
とても気持ちいい元気が出るコースです。
少しずつ登っていきます。
振り返ると絶景なので、なかなか進みません。
右手奥に少し見えるのが鳥海山です!
まずはこのひょっこり尖がっている小さなお山?を目指して登ります。
しばらく登ると紅葉が色濃くなってきます。
終わりかけだけどとてもきれいです。
スタートから約1時間半で九合目の沸生池小屋に到着です。
この日は残念ながら山小屋の営業は行っておらず、トイレも閉鎖されていました。
九合目~山頂
山頂目指してあと一息登ります。
下の写真に小さく見えるのが沸生池小屋です。
この日は雲海が発生しており、雲の上を歩いているような幻想的な景色が楽しめました。
山頂までは木道を歩いてもうすぐです。
うっとりするきれいな稜線です。
ついに月山山頂に到着です。
山頂には月山本宮があってお参りすることができます。
無事に山頂まで登れたことに感謝&無事に下山できることを祈ります。
頂上には山小屋の「月山頂上小屋」も。
夏季シーズン中は宿泊も受け付けています。
この日は天気がとてもいいせいか頂上には人がたくさん。
今シーズンの登山で一番人が多かった気がします。
東北人は登山が好きなのかな?
山頂は広いので、いろんな場所で昼食を取ることができます。
ランチは龍上海のからみそラーメン(カップ麺)を
私は山形の人気ラーメン店、「龍上海の赤湯からみそラーメン」。
にんにくがたっぷり効いていてとても美味しかったです。
こちらのお店です。
同じルートで下山。
雲が増えてきたので、急ぎ目に下山します。
なんだか日本ではないみたいな景色。
一気に弥陀ヶ原まで下山してきました。
帰りがけに鳥海山がきれいに見えました。
次は鳥海山に登りたい・・!
羽黒山コースのトイレについて
羽黒山コースではトイレは三か所あります。
私が登った時は九合目のトイレが閉鎖されていましたので、事前に確認することをおすすめします。
1.八合目の月山レストハウス
2.九合目の沸生池小屋
3.頂上の月山頂上小屋
登山口近くのおすすめの宿
■羽黒山登山口近くのおすすめ宿
■志津リフト口近くのおすすめ宿
まとめ
私は地元が東北なので、月山は家族でよく訪れていた馴染みの場所です。
山頂まで登るのは今回が初めてだったのですが、ようやく頂上に登ることができて感慨深い気持ちに。
2021年は東北・新潟・長野・富山・九州の山を登りましたが、なんだか東北の山が一番落ち着きます。
この登山レポを書いているのは2022年ですが、2021年は不安なコロナ禍の中、山に登ることで心の平穏を保てたように思います。
2022年もどんな山に登れるか楽しみです!
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