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【疲れた時に。癒されたい時に。】心がほっこりする小説10選

 

年間100冊本を読む私がおすすめする、

癒されたい時にぴったりな、おすすめ小説10選をご紹介します。

 

仕事に疲れた

人と会うのが億劫

何もしたくない

とにかく癒されたい

こんな時に読むと元気になれる小説を厳選してみました!

 

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①こぽこぽ、珈琲/おいしい文藝

31人の人気作家が綴る、珈琲にまつわるエッセイを集めた一冊。

阿川佐和子さん、村上春樹さん、井上ひさしさんなどの豪華作家陣が連なります。

読むだけで珈琲の香りが漂ってきて、カフェに行きたくなる小説です。

カフェでのんびり読むのに最適な一冊ですよ。

 

方はの小説は「おいしい文藝シリーズ」というシリーズもので、他にはこんなものもあります。

①こんがり、パン /河出書房新社/赤瀬川原平

②ちょこっと、つまみ /河出書房新社/伊丹十三

 

②食堂かたつむり/小川 糸

失恋のショックで声を失った倫子が、ふるさとで1日1組だけの小さな食堂をはじめる物語。

お客様との温かい触れ合いで元気を取り戻していく倫子の姿に必ず元気をもらえる一冊です。

 

 

③れんげ荘シリーズ/群ようこ

仕事や人生に疲れた時におすすめなのがこちらの一冊。

群ようこさんの「れんげ荘シリーズ」です。

大手企業を早期退職し、古びたアパート「れんげ荘」に移り住んだ48歳の京子。

様々なしがらみから解放され、れんげ荘でつつましく穏やかに暮らす京子にとても癒されます。

群れようこさんの小説はとにかくゆるくてやさしくて、読むと心に余裕ができるような、背中を後押ししてもらっているような気分になる本が多いです。

 

シリーズもので、現在4巻まで発売されています!

れんげ荘

働かないの れんげ荘物語

ネコと昼寝 れんげ荘物語

散歩するネコ れんげ荘物語

 

 

④海を抱いたビー玉/森沢明夫

癒されたい時におすすめなのが、森沢明夫さんの小説です!

森沢さんの小説は、どれを読んでも本当に癒されます。

その中でも、こちらは瀬戸内海の小さな島を題材とした、少年とバスのほっこりする物語です。

瀬戸内海の景色が浮かび、読んでいるだけで心が軽くなる一冊です。

 

⑤東京近江寮食堂/渡辺淳子

こちらは表紙のおにぎりに惹かれて読んだ一冊。

定年を迎え、10年前に消えた亭主の行方を追って東京に行く妙子。

東京の谷根千にある近江寮で食事を作ることになり、食、生きること、人生について考えさせられる一冊です。

読んでいるととにかくお腹が空いて元気になれます。

 

 

⑥アッコちゃんシリーズ/柚木麻子

こちらは、働く女子の栄養剤的小説。

柚木麻子さんの小説は、女の子を主人公にした小説が多いのですが、その中でもこちらは温かく爽快感のあるストーリー。

主人公と上司のアッコさんのやりとりが面白く、あっという間に読み切ってしまう一冊です。

 特に悩める仕事女子にオススメです。


シリーズ化されていて、現在3巻発売されています。

3時のアッコちゃん

ランチのアッコちゃん

幹事のアッコちゃん

 

⑦癒し屋キリコの約束/森沢明夫

喫茶店のオーナー「キリコ」が愉快にお客さんの悩みを次々と解決していく、読み終わった頃にはポジティブになれる一冊です。

小説に出てくる方が皆温かく、優しい気持ちになれます。

数年前にドラマ化もされているようです。

 

⑧BAR追分シリーズ/伊吹有喜

新宿の路地裏にある「BAR追分」というお店に集まる様々な人達。

読んでいると、本当に新宿の路地裏にこんな店があるかのような、イメージや創造が膨むリアリティのある小説です。

 

こちらシリーズもので、3巻まで発売されています。

①BAR追分

②オムライス日和 BAR追分

③情熱のナポリタン BAR追分

 

 

⑨神去なあなあシリーズ/三浦しをん

こちらは、都会生活に疲れた方におすすめの一冊。

※こちらは個人的に大好きな小説です!

 

フリーターの主人公がいきなりド田舎の林業の仕事に放り込まれる、というなんとも面白い設定の小説。

田舎暮らしの情景が目の前に浮かび上がり、私は林業は無理だけど、一度は行ってみたくなる、余韻の残る小説です。

 

神去なあなあ日常、神去なあなあ夜話の2巻発売されており、映画化もされています。 

①神去なあなあ日常

②神去なあなあ夜話

 

⑩夏美のホタル/森沢明夫

ほっこり小説といったら森沢明夫さん。

こちらは有村架純さん主演で映画化もされている小説。

ずっと昔に読んで、思い出したらたまに読むお気に入りの小説です。

この小説を読むと、ドラマで出てくる、「日本の田舎の夏」の情景が頭に浮かんできます。

なんだか懐かしくて切なくなくて、ちょっぴり泣きたくなるそんな小説です。

 

まとめ

仕事や人生に疲れた時

都会暮らしに疲れた時

人と会うのが億劫な時

人に優しくできない時

 

こんな時には小説を読んで、ひたすら小説の世界に入り込むのはいかがでしょうか。

こちらで紹介した小説はどれも心が温まるものばかりで、

読み終わった後は、心が軽くなること間違いなしです。

 

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