2020年に登った瑞牆山テント泊登山について書いていきたいと思います。
瑞牆山は、テント場のある富士見平小屋までコースタイムで約50分。
1時間以内でテント泊ができる、テント泊デビューの方にもおすすめの山です。
瑞牆山への登山ルート
瑞牆山荘から富士見平小屋を経由して瑞牆山を目指す、最短コースです。
コースタイム
瑞牆山荘から富士見平小屋まではコースタイム50分、
富士見平小屋から瑞牆山山頂までのコースタイムは片道約2時間です。
実際の所要時間は下記の通り。
難易度の高い箇所はなく、コースタイムよりも早いペースでした。
1日目:瑞牆山荘(10:24)→富士見平小屋(11:07)
富士見平小屋(12:45)→瑞牆山山頂(14:02) →富士見平小屋(記録なし)
2日目:富士見平小屋(8:08)→瑞牆山荘(8:46)
登山口の瑞牆山荘について
登山口へのアクセス
車またはバスでのアクセスとなります。
バスの場合は、JR中央本線韮崎駅から瑞牆山荘までのバスが出ています。
・韮崎瑞牆線で、瑞牆山荘バス停下車
・所要時間:約1時間半
・料金:2500円
※バス時刻表:韮崎瑞牆線運行時間はこちらをクリック
駐車場
瑞牆山荘そばに大きな駐車場があり、合計で約150台ほどの駐車が可能です。
週末は込み合うため早めの到着がおすすめです。
私たちはのんびり出発して10時頃の到着だったのですが、空車が残り1台でした。
ぎりぎり停められましたが、あと一息遅かったら満車になっていたことでしょう。。
瑞牆山荘の外には、きれいな水洗トイレもあります。
登山レポート
瑞牆山荘~富士見平小屋
登山口から瑞牆山荘から富士見平小屋までは、緩やかな林道の登山道。
この日は天気が良かったので登山客が多く、登山道は渋滞気味。
30分ほど山道を登ると、開けた場所から瑞牆山の山頂が見えました。
瑞牆山は独特の形をしたかっこいい山です。
富士見平小屋
30分弱であっという間に富士見平小屋に到着です。
テント泊の重い荷物を持っている身としては、この近さは本当にありがたい。。!
山小屋はこちら。
事前予約で宿泊も可能です。
山小屋の横には広いテント場が。
林の中の爽やかで気持ちいいテント場。テンションが上がります。
早速、本日の宿泊地にテントを立てて、ランチです。
お決まりの辛ラーメン。
今日は具材とおにぎりをプラス。
旦那氏のトマトパスタ。
富士見平小屋~瑞牆山
腹ごしらえが終わって、瑞牆山山頂を目指します。
富士見平小屋から瑞牆山まではコースタイム約2時間。(実際は1時間弱で山頂に到着しました。)
富士見平小屋からは瑞牆山の他に、金峰山も目指すことができるので、
二日間で二つの頂を目指すことができます。
富士見平小屋からは少し山道を下り、沢に出ます。
途中、こんなぱっくり割れた岩も。
ここからさらに山道を登ります。
後半は、手やクサリを使って岩を登るコースになってきます。
※高所恐怖症の私ですが、危険な箇所・怖いポイントは特になく、ゆっくり登れば子供でも安全に登ることができるコースでした。
途中の見晴らしスポット
山頂目前の大きな岩。(これは山頂ではありません。)
この岩はクライマーの方がチャレンジしていました。
瑞牆山はたくさんの岩があり、クライマーにとってはたまらない山なのでしょう。
瑞牆山山頂
最後の岩を登りきり、瑞牆山山頂に到着です!
この日は天気が良く、山頂からは気持ちいい景色が360度見渡せました!
富士山は見えませんでしたが、八ヶ岳の山々が目前に広がっていました。
緩やかな傾斜のある岩の山頂です。
山頂でお湯を沸かしてコーヒーを。と思っていましたが、人が多く傾斜もあったので断念。
夕方が近づいてきたので、ゆっくり下山します。
夕食
無事に富士見平小屋に下山し、少し早い夕食です。
旦那氏が飲んでいた富士見平小屋ビール。
この日の夕食はちょっと贅沢にスープカレー。
メスティンでご飯も炊きます。
コンビニで調達したエビマヨも。
美味しくいただきました◎
朝食
朝食はホットサンド。
このために、ホットサンドメーカーを持参しました!
昨夜の残りのゆで卵と、ソーセージを入れたホットサンドです!
富士見平小屋について
テントサイトについて
テントサイトはヒュッテの南側に30張ほど。
(とHPに書いていますが、実際は50張以上は軽く立てられる広さでした。 )
※女性専用のテントスペースもあり、女性だけでのテント泊も安心です。
料金:1名1,000円(トイレ代込)
予約:テント場の事前予約は不要です。
山小屋宿泊について
1泊2食付き:一人10,000円
食事のみ:一人5,000円
素泊まり:一人5,000円
※事前予約制、トイレ代込み
※お弁当はやっていないようです。
飲料水
テント場から少し下ったところに立派な水場があります。
常時水が出っぱなしの豊富な水場。
平成の名水百選にも選出されていました。
名水というだけあって、これまで山の中で飲んだお水の中でもトップレベルのおいしいさ。
なんとビール冷やし専用の桶も完備されていました。
トイレ
トイレは男女1つずつ。
売店・メニュー
ピンバッジなどのお土産を始め、富士見平湧水から作ったオリジナルコーヒー、手作りケーキ、オリジナルビールなど山小屋オリジナル商品がたくさん。
ランチ営業も行っており、カレーやうどん、かき氷なども食べることもできます。
まとめ
富士見平小屋は登山口から約50分と近いので、テント泊登山デビューにもってこいのテント場です。
山頂を目指さずに富士見平小屋でのテント泊を目的とするのもおすすめですし、
1泊して瑞牆山と金峰山の2つの山を制覇することも可能です。
富士見平小屋をベースに、自分のレベルに合わせた様々なスタイルの登山を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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