先日梅雨空の中、北八ヶ岳の北横岳に登ってきました。
お手軽登山ができる北横岳
北横岳(2,480m)はロープウェイを利用して、ロープウェイ山頂駅から1時間弱でお手軽に登れる25,00メートル級の山です。
気軽に登れて山頂の展望も良しの初心者にオススメの山です!
なんと、八ヶ岳に南アルプス、北アルプス、中央アルプスのオールスターが見ることができるのです。
残念ながら私が訪れた日は山頂からの視界はゼロでしたが、
天気が良いと下記のような絶景を見ることが出来ます。
※北八ヶ岳ロープウェイのHPからお借りしました。
ちなみに上の写真、ロープウェイの山頂駅を降りてすぐに見える景色なんです。
登山をしない方でも、ロープウェイに乗るだけでこの2500m級の絶景を見ることができるなんて、贅沢ですね。
北八ヶ岳ロープウェイについて
北横岳までは北八ヶ岳ロープウェイを利用して、山頂までは約7分です。
2,237mまで一気に登ることができます。
ロープウェイの営業時間
時期によって営業時間が異なりますので、詳細はこちらを参照ください。
https://www.kitayatu.jp/ropeway/
アクセス
▼地図はこちら▼
・車の場合:中央自動車道諏訪ICから約40~60分です。
※約600台の無料駐車場があります。
・電車の場合:茅野駅西口から「北八ヶ岳ロープウェイ」行きのバスが出ております。
▼アクセスについての詳細はこちら▼
https://www.kitayatu.jp/access/
ロープウェイ料金
ロープウェイ料金は下記の通り。
※登山で縦走をされない方は、往復チケットを購入するのがお得です。
・大人:片道1200円、往復2100円
・子供:片道600円、往復1050円
コロナ下の山小屋の営業状況
ロープウェイ山頂駅のホワイトボードに、山小屋の営業状況が記載されていました。
毎日変更となるようなので、当日確認するのが確実です。
※下記は6月時点の状況となります。
北横岳ヒュッテ
・完全予約制。事前予約者のみ宿泊予約を受入れている模様。
・山小屋は営業しておらず、休憩利用も不可。(ベンチの利用は可)
・トイレ:利用不可?(正確なところは分かりませんでした。)
縞枯山荘
・宿泊予約および山小屋ともに休業。
・休憩利用も不可。(ベンチ利用不可)
・トイレ:利用不可?(ロープウェイ山頂駅のホワイトボードには、非常の場合、有料で使用可能との記載があったので、お願いすれば使用できるのかもしれません。)
休憩ができる場所
縞枯山荘ではベンチも撤収されおり、休憩ができるスペースがありませんでしたので、要注意です。
昼食を取る際は、縞枯山荘の方に行くと広い休憩スペースがほぼないため、下記いずれかで休憩することをオススメします。
・ロープウェイ山頂駅付近のベンチ
・坪庭の休憩ベンチ
・北横岳ヒュッテのベンチ
今回のコース
ロープウェイ山頂駅→北横岳→ロープウェイ山頂駅→縞枯山荘→雨池山→ロープウェイ山頂駅
ロープウェイ山頂駅から北横岳に登り、
縞枯山荘~雨池山まで足を伸ばしてみました。
ロープウェイで山頂駅まで
この日は梅雨で雨が降ったりやんだりを繰り返していました。
ちょうど晴れ間が見えたタイミングでロープウェイに乗ることが出来ました。
約数分で2,237メートルの山頂駅に到着です。
山頂駅では晴れ間が雲の中に隠れてしまいました。。
坪庭から北横岳山頂へ
山頂駅を降りるとすぐに、坪庭が。
1周約1時間半の周遊コースです。
私達は北横岳山頂を目指すので、坪庭を突っ切って進みます。
曇の間から晴れ間が差し込んで、幻想的な雰囲気に。
緑いっぱいの北八ヶ岳。
緑が雨上がりでとっても映えます。
30分ほど緩やかな登山道を登ると、北横岳ヒュッテに到着しました。
あいにくこの日は山小屋の営業はしておらず、登山客が一人もいませんでした。
普段は登山客で賑わうのだろうな~と思うと、少しさみしい気持ちに。。
北横岳ヒュッテから山頂までは、登りが続きます。
梅雨の時期なので、苔が生き生きしています。
北横岳山頂に到着!
少し登ると、北横岳の南峰に到着しました!
視界ゼロ&風が強かったため、南峰へは行かずに一瞬で下山することに。
山頂からの景色は次回に見納めです。。
山頂駅から縞枯山荘方面へ
まだまだ体力が余っていた私達は、一旦ロープウェイ山頂駅に戻って、縞枯山荘方面に歩きます。
尾瀬を思い出す爽やかな木道が続きます。
20分ほど歩きやすい木道を歩くと、青い屋根の可愛らしいシルエットが見えてきました!
この青い屋根と風車ときれいな緑があたかも海外にいるかのような、
不思議な雰囲気を醸し出しています。
縞枯山荘の正面です。とっても可愛らしい山荘。
この日は営業していなかったことが残念。。
ベンチも片付けられていたので、もう少し先に進みます。
雨池峠から雨池山へ
もう少し足を伸ばしてみようと、雨池峠から雨池山へ。
こちらが雨池山の山頂です。
期待していた八ヶ岳の展望はなく、標識が立っていただけでした。。
雨池峠から雨池山までの道はこんな雰囲気で鬱蒼としています。
雨池山からは来た道を戻ってロープウェイ山頂駅へ。
なんと、ロープウェイ山頂駅に戻った瞬間に、急に大雨が降ってくるという!
奇跡先に、登山中は濡れることなく登山を楽しむことができました!
下山後のおすすめ温泉
蓼科温泉 小斎の湯
下山後に立ち寄った温泉がとても良かったのでご紹介します。
北八ヶ岳ロープウェイから車で15分程のところにある温泉です。
利用時間:8時〜20時頃
料金:600円
その他:追加料金で貸切湯・個室休憩所の利用可能
なんと、館内には6種類もの温泉があります!
▼詳細はこちらから
http://www.kosainoyu.jp/hotspa.htm
館内には回廊が張り巡らされており、
この雰囲気のある回廊を歩いて、それぞれの温泉に向かいます。
女性用の温泉は少し上に登ったところにあるので少し歩きます。
秘境の温泉に来たような気分を味わ得る温泉です。
お湯の温度が熱めで疲れた体にはとても気持ちよかったです。
まとめ
今年の長い梅雨&コロナの中の八ヶ岳登山。
普段ならば賑わうであろう休日の山小屋が閑散としており、寂しさを感じました。
今回、雨の日でも楽しめる場所、ということで北八ヶ岳を選択しましたが、
人が少ない雨上がりの北八ヶ岳を十分に堪能することが出来ました!
早くコロナが落ち着いて、山小屋に泊まりたいなぁ。。