山と食欲と旅と私

夫婦登山とグルメと旅行について

初めての北アルプス~燕岳~

 

 

こちらの記事では、昨年登った燕岳について書いていきます。

 

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▼中房温泉でのテント前泊についてはこちら▼

 

合わせて読みたい

 

 

燕岳登山レポート

燕岳登山スタート

登山口の中房温泉に前泊テント泊をしていたので、早朝に出発です。

テント泊は前泊だけで、頂上では山小屋に宿泊予定の私達。

テントを車にしまって、いざ出発です。

 

コースは中房温泉から登り、

燕山荘に一泊し中房温泉に降りる一般的なコースです。 

 

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樹林帯の歩きやすい登山道をひたすら登っていきます。

この日は朝からとても暑く、すぐに滝汗が。。

 

休憩ポイント

第一ベンチ→第二ベンチ→第三ベンチと

ちょうど休憩したいタイミングで(約20~30分間隔でしょうか)休憩ポイントが現れます。

※第一ベンチは撮り忘れ

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さすが、北アルプス三大急登の一つだけあって、

ひたすら登りが続きます。。

 

ちなみに、北アルプス三大急登は下記の通り。

・北アルプス三大急登
1) ブナ立尾根:前述通り。
2) 合戦尾根:燕岳への道で,表銀座縦走コースの入口。とても整備されており,老若男女問わず多くの人が登る。
3) 早月尾根:黒戸尾根と比較される長大な道。剱岳に一直線に向かう厳しい道。上部は厳しい岩場が続く。ここも日帰りで往復する健脚登山者が多い。

 

 

富士見ベンチに到着です。

合戦小屋まではあと少し!

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合戦小屋に到着

富士見ベンチから少し登ると、合戦小屋に到着しました~

登山客で賑わっています。

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合戦小屋では、絶対食べたかった名物のスイカをいただきました!

登山で汗をかいた体に染み渡ります。

 

燕山荘までは、残り1.5時間。

ここまでは約2時間。いいペースです。

残り三分の一ということで、気合を入れて燕山荘に向けて出発です。

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途中、樹林帯からチラ見えのアルプスの山々に目を輝かせながら、さらに登ります。

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あと1.3キロ。ラストスパートをひたすら登ります。。
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頂上付近はずっと雲に覆われていて、

ガスの中をひたすら進むと、、やっと稜線に出ました!!
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燕山荘到着!

燕山荘に無事到着です!

到着したタイミングはガスに覆われていました。

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少し休憩してると、ガスが少しずつ消えて、

山々が見えてきました!

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燕山荘のテント場。稜線沿いのとても気持ちよさそうなテント場です。

いつか泊まりたい。。

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燕山荘前で昼ごはんを食べていると、

あっという間にガスがとれ、山々が顔を出しました!!

これぞ北アルプスの絶景!!!

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燕山荘から燕岳山頂へ

 

燕山荘から燕岳山頂までは約20分ほど。

目の前にそびえ立っているのが燕岳山頂です。

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重いザックを山小屋に置いて、絶景登山を楽しみます。

後ろを振り返ると槍ヶ岳も!

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イルカ岩。

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頂上まではあと少し。

この絶景を眺めながらの登山は全然疲れません。

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あっという間に燕岳頂上に到着しました!

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大天井岳方面の稜線とその後ろにそびえ立つ槍ヶ岳も、

ため息が出るくらい美しいです。

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燕山荘について

この日の宿泊は燕山荘に。

皆が口を揃えておすすめする山小屋なので、とっても楽しみしていました。

 

燕山荘の基本情報

収容人数:650人(テント場:30張)

営業期間:2020年7月15日~2020年11月22日

     2020年12月26日~2021年1月3日

料金:<一般室>

   1泊2食付き(大人):11,000円

   素泊まり(大人):7,500円

   <個室:全9室>

   1泊2食付き(大人):13,500円

   ※繁忙期:15,500円

   <テント>

   1人:1,000円

 

予約について

燕山荘のHPからwebで予約が出来ます。

キャンセルや日程変更もWeb上で簡単にできます。

※2020年はコロナの影響でテント場も完全予約制となっているようです。

 ※キャンセル料金:前日20%、当日50%、連絡なし100%

https://www.enzanso.co.jp/register-lodge

 

さらに、チェックインが山小屋とは思えない程システム化されており、

Web申込時の電話番号をタッチパネルで入力するだけで、

宿泊カードが出てくるという素晴らしさ。

待ち時間短縮になりますしとてもいいアイディアです。

※さらに登山の数日前には山頂の天気情報が送られて来るという至れり尽くせりっぷり。

 

喫茶サンルーム

なんと燕山荘にはカフェがあり、美味しいケーキを食べることができるのです。

いちごミルクと、ケーキをチョイス。

 

ここが山頂だということを忘れる美味しさ。

疲れた体に甘さが染みます。

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食事

<夕食>

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<朝食>

撮り忘れました。。笑

燕山荘から見る朝日

翌朝、燕山荘から見た朝日です。

朝日が登る前、ガスで視界ゼロだったので、

「今日は朝日が見れなそうだね。。帰ろうか。。」

と言った瞬間、一気に雲が取れてこの景色に。

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雲に覆われて幻想的な雰囲気に。

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槍ヶ岳方面です。雲の上からひょこり。

この朝日を見れて大満足です!!

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朝日を見た後は、もっと山頂に居たい気持ちを抑え、早めに下山しました。

 

下山道から見た燕山荘です。

登りは視界ゼロだったのですが、このような景色だったなんて。

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下山後にオススメのそば屋さん

<手打ちそばうちぼり>

営業時間:11時~14時、17時~20時 ※そばがなくなり次第終了

定休日:火曜日 

 

 

 

牛すじ丼とそばのセット(1,200円)を!

登山後のご飯は本当に美味しいです。

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まとめ

燕岳は噂に聞いていたとおりの素晴らしい山でした。

登山道も歩きやすく、休憩ポイントも多いのでアルプス初心者でも簡単に登ることが出来ました。

そしてなんと言っても燕山荘の素晴らしさ。次はテント泊したいです。

 

 

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